生徒の間で上下関係が生まれる「スクールカースト」について、岐阜県岐阜市の中学校で生徒が意見交換しました。

 岐阜市の長森南中学校では、全校生徒およそ400人がクラスごとに分かれ、「スクールカースト」について話し合いました。

 岐阜市内の別の中学校では、2年前の7月3日、3年生の男子生徒がいじめを苦に自殺する問題が起きていて、市は再発防止の対策を進めてきました。

 話し合いでは、いじめにつながることがあるスクールカーストがどうしたらなくせるかなどを議論し、生徒からは「お互いの良さを分かち合う」などの意見が挙がっていました。

男子生徒:
「スクールカーストはいじめにつながるので、恐いなと思いました」

女子生徒:
「平等に接していくことが大切だと思いました」