名古屋工業大学が、気温と湿度と人流から、1か月先のコロナ感染者数を予測するシステムを開発したと発表しました。

 名古屋工業大学の平田晃正教授は、過去2週間分の気温・平均湿度・人の流れなどのデータを蓄積し分析することで、1か月先の感染者数をおよそ80%の精度で予測できるシステムを開発しました。

 このデータはワクチン接種後の効果を反映していませんが、梅雨明け後は気温が高くなることで人々の外出が減るうえウイルスの力も弱まるため、感染者数は減ると予想しています。

 インド型変異ウイルス・デルタついては、人の流れを今よりおよそ5%減らすことで感染の拡大を抑えることができると説明しています。