愛知県の大村知事は、7月11日に期限を迎える「まん延防止等重点措置」が解除された場合でも、県内全域で飲食店などに対し営業時間の短縮を要請する考えを示しました。

大村愛知県知事:
「7月12日以降の対応を、飲食店及び大規模商業施設などへの営業時間短縮。これは県民の皆さんにお願いせざるを得ない」

 大村知事は7日午後開かれた会見で、7月11日までが期限の「まん延防止等重点措置」が解除された場合でも、飲食店や大規模商業施設への時短を県内全域で要請する考えを示しました。

 愛知県では現在、名古屋市、豊橋市、蒲郡市、小牧市の4市が「まん延防止等重点措置」の措置区域として、飲食店の営業は午後8時まで、それ以外の市町村は午後9時までとなっています。

 12日以降、何時までの時短営業を要請するかなど、具体的な規制の内容については検討中としていますが、今年3月に午後9時までの時短営業を要請した、県独自の厳重警戒宣言の枠組みを参考にするとしています。