市民の8割以上が「塩分摂り過ぎ」の岐阜県高山市で、味の素と地元企業がタッグを組んで塩分を控えた野菜のレシピを提案する取り組みを始めました。

 8日、「味の素」と高山市の「永井商店」が共同で発表したプロジェクト、『まめなかなぁ?高山』。「まめなかなぁ?」は、高山の方言で「元気ですか?」という意味で、味の素が考案した塩分を控えても野菜を美味しく食べられるレシピを市民に紹介します。

 レシピの食材は、地元特産の飛騨トマトやホウレンソウを使ったもので、高山市のウェブサイトや市内の小売店に、レシピを書いたポップを置いて紹介するということです。

 市によりますと、塩分の摂取量が多い高山市民は8割以上にのぼるということで、味の素などは「市民の健康推進につなげてほしい」としています。