三重県では8日、新たに9人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染がわかったのは、津市の男女3人や四日市市の男女2人など10代から50代までの9人です。

 名張市では40代の女性と、同居する男子中学生に感染がわかりました。

 男子中学生は6日に咳をともなう喉の痛みがあり、7日の検査で陽性が判明しました。男子中学生は6日まで登校していて、県は接触者にあたる生徒172人と教員11人の検査をしています。中学校は8日と9日を臨時休校にしています。

 県内の介護施設に勤務する津市の50代女性は、7日に陽性が判明しました。

 女性は1日から鼻水が出る症状がありましたが、7日まで出勤していて、3日には同居する50代男性や友人7人と外食をしていたということです。8日は、この50代男性も陽性と判明しました。県は、友人7人を濃厚接触者として、介護施設の職員25人と施設利用者26人を接触者として検査しています。

 また、6月25日に陽性が判明した桑名市の70代男性が入院先の医療機関で7日に亡くなったことも発表されました。

 8日時点の病床使用率は11.9%で、累計の感染者数は5284人となっています。