愛知県で新型コロナウイルスの対策本部会議が開かれ、専門家からは感染力が強いとされる「デルタ株」が拡大していることへの危機感が示されました。

 9日の対策本部会議では、「まん延防止措置」の解除後も1カ月間にわたって県独自の「厳重警戒宣言」を出し、県内全域の飲食店へ午後9時までの時短要請をすることなどを決めました。

 また出席した専門家からは、感染力が強いとされるインド型変異ウイルス・デルタの感染状況が広がっていることへの危機感が示されました。

医療専門部会の長谷川部会長:
「東京はデルタ株の占める割合がだいたい40%になります。愛知は3週遅れくらいで東京の後を追っているので、この辺りはしっかり注意しなければいけない」

 大村知事は「感染が拡大したら躊躇なく規制を強化する」としています。