三重県では9日、新たに15人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染がわかったのは、名張市や鈴鹿市の10歳未満から70代までの15人です。

 四日市市の20代女性は3日から発熱などの症状があり、4日に検査したところ陰性でしたが、その後も症状が治まらなかったため、改めて7日に検査したところ陽性が判明しました。

 女性は6月29日に名古屋で同僚8人と飲食店を利用していて、そのうちの複数に陽性反応が出たと名古屋市から四日市市に連絡があり、検査したということです。

 市は2日に女性宅を訪ねた親族1人と同居人1人を、濃厚接触者として検査を進めています。

 名張市では40代男性と、その家族の女子高校生に感染がわかりました。2人は7日に感染がわかった40代女性の家族だということです。

 女子高校生は6日まで登校していたため、県が生徒93人と教職員9人を接触者とし、生徒1人を濃厚接触者として検査を進めています。学校は9日を臨時休校にしています。

 9日時点の病床使用率は12.6%で、累計の感染者数は5299人となっています。