愛知県では9日、新たに66人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。2人が亡くなったことも発表されています。

 感染が確認されたのは10歳未満から80代までの66人で、1週間前の7月2日を24人上回りました。

 内訳は名古屋市16人、瀬戸市10人、豊橋市8人、春日井市4人、豊田市2人などとなっていて、クラスターに関連した感染者は確認されませんでした。

 また9日は入院中だった高齢者2人が亡くなったことも公表され、県内の死者数は累計で981人となりました。

 8日時点の病床使用率は12.5%で、重症者数は13人となっています。

 県は9日の対策本部会議で、「まん延防止措置」解除後の7月12日から1カ月の間、県独自の「厳重警戒宣言」を出し、県内全域の飲食店に午後9時までの時短要請を行うことなどを正式決定しました。

 また大村知事は東京オリンピックの開催や首都圏の感染状況に危機感を示した上で、「感染が拡大していけば躊躇なく規制を強化する」と話しました。