愛知県は新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、12日から独自の「厳重警戒宣言」を出し、すべての飲食店に対して午後9時までの営業時間の短縮を要請します。県議会ではその協力金に関する費用などを盛り込んだ補正予算が成立しました。

 愛知県の臨時議会が12日開会し、飲食店への時短要請にかかる費用600億円あまりを盛り込んだ補正予算案が大村知事から説明されました。

 まん延防止措置が解除され、12日から独自の「厳重警戒宣言」に移行した愛知県では、8月11日まで県内すべての飲食店に午後9時までの「時短営業」を要請していて、応じた店には1日あたり中小企業で最大7万5千円、大企業で最大20万円の協力金が支払われます。

 補正予算案は、全会一致で可決・成立しました。