三重県では13日、新たに10人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染がわかったのは、津市や四日市市などに住む10歳未満から70代までの男女10人です。

 津市に住む10歳未満から40代までの男性3人は同居する家族で、10日に家族の女性に感染がわかったため、その後、検査を受けて陽性が判明しました。

 県は、3人のうちの10歳未満の男の子が通う学校で、接触があった友人ら3人の検査をしています。

 鈴鹿市の40代男性は、県内の会社に勤務していて、職場の同僚が感染したため検査を受けて陽性がわかりました。この会社で感染がわかった従業員は3人になりましたが、県によりますと、職場での接触者はいないということです。

 13日時点の病床使用率は12.6%で、累計の感染者は5337人です。

 また鈴木知事は13日の会見で、7月の感染状況について「感染者のうち、外国籍や日系人などが全体の4割を超えている」と説明し、外国籍などの感染者が多い地域の保健所の管内に通訳を派遣するなどの対応を取っていると話しました。