愛知県では16日、新たに66人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が確認されたのは10歳未満から80代までの66人で、1週間前の7月9日と同じ感染者数でした。内訳は名古屋市が26人、西尾市が7人、刈谷市と稲沢市がそれぞれ4人などとなっています。

 碧南市の医療機関のクラスターでは、高浜市の80代男性に感染が新たに判明しました。このクラスターは31人になりました。

 16日は一宮市で1人が亡くなったことも発表され、県内の死者数は累計で994人となりました。

 病床使用率は15日時点で11.9%、重症者数は12人となっています。

 大村知事は16日の会見で「オリンピック前には県民への強いメッセージを出したい」と話し、首都圏への移動やパブリックビューイングの自粛など、オリンピック期間中の感染防止対策を改めて呼びかける考えを示しました。