名古屋市は21日、新たに59人に新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。

 名古屋市が新たに新型コロナへの感染を発表したのは、10歳未満から80代までの59人です。

 年齢別にみると、20代が15人と最も多く、次いで40代の14人、30代の11人と続きます。

 59人のうち33人は感染経路がわかっていて、クラスターの拡大はないということです。

 名古屋市の新規感染者が50人を超えたのは6月12日以来39日ぶりで、10日続けて前の週の同じ曜日を上回りました。

 緊急事態宣言の解除から1か月、まん延防止等重点措置の解除から10日経ちましたが、市の担当者によりますと、聞き取り調査で会食をしたと答える感染者が目立つようになっているということです。

 河村市長は22日からの4連休やお盆休みで人出が増えると予想されることから、オリンピックの観戦は自宅でしたり、帰省や旅行はオンラインでしたりするなど、感染拡大防止に向けた対策を呼びかけています。