お盆期間中に愛知県常滑市の中部国際空港を発着する国内線の予約状況は、航空大手2社ともに、新型コロナ感染拡大前の2019年の半分以下となっています。

 日本航空によりますと、8月6日から15日までのお盆の期間中に中部空港を発着する国内線の予約者の数は1万2968人で、去年の89.8%にとどまっています。

 新型コロナ感染拡大前の2019年と比べると、およそ33.6%です。

 全日空は5万3922人で、去年より13.8%増えていますが、2019年の47.5%です。国際線の予約者数はおよそ1400人で、旅客数が過去最多だった2019年の0.7%にとどまっています。

 中部空港の担当者は「国内線の利用者数の増減は一進一退を繰り返しているが、国際線の本格的な再開は見通せていない」としています。