発症前日に大勢での飲食や屋内スポーツの感染者も…三重でコロナ新規感染者33人 病床使用率30%に迫る
三重県では30日、新たに33人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。1日当たりの感染者数は3日続けて30人を上回りました。
感染がわかったのは、四日市市や津市などに住む10歳未満から60代までの33人です。
四日市市の30代女性は、市内の介護施設の職員で、7月26日に発熱などの症状が出たため、29日に検査を受けて陽性が判明しました。
女性は症状が出る前日の25日に、友人の家族13人と一緒に食事をしていたことから、市はこの13人を濃厚接触者として検査しています。
また、女性は症状が出た26日までは勤務していたため、市は介護施設の利用者や職員の接触状況も調べています。
松阪市の20代女性は、県内のサービス業の店の従業員で、7月27日に発熱や咳などの症状が出たため、28日に検査をして陽性になりました。
女性は症状が出る前日の26日に、県内で屋内スポーツをしていたことから、県は参加者ら9人などの検査を進めています。
1日あたりの感染者は3日続けて30人を上回りました。
三重県の30日時点の病床使用率は29.4%と「警戒レベル」の30%に迫っていて、累計の感染者は5697人です。