三重県では8月1日、新たに37人の新型コロナウイルスへの感染がわかりました。

 感染がわかったのは、四日市市や名張市などの10歳未満から90代までの37人で、5日続けて30人を上回っています。

 四日市市の70代から90代の男女6人は、すでに感染が判明している市内の30代女性が働く介護施設の利用者です。

 この施設では7月31日に、別の男性に感染が判明しています。この施設に関連する感染者は8人となり、市は、施設の関係者を接触者として検査するとともに、クラスターの認定も視野に入れて、感染経路を調査しています。

 名張市に住む10歳未満から30代までの男女6人はいずれも7月31日に感染が判明した50代男性と同居する家族です。このうち、20代の女性は7月28日に名張市の医療機関を受診していたため、県は、医療機関の関係者6人を接触者として検査を進めています。

 8月1日時点の重症者数は4人で、病床使用率は33.9%となっています。