岐阜県では3日、新たに54人が新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。

 新たに感染が判明したのは、岐阜市や可児市などに住む10歳未満から80代までの54人です。1日当たりの感染者が50人を超えたのは6月3日以来、61日ぶりです。

 岐阜市の20代女性は、すでに感染が判明していた夫婦が経営する市内の会社の従業員で、この会社の感染者は5人となり、市は新たなクラスターとして発表しました。

 岐阜市の80代女性は、6月6日に2回目のワクチンを接種していて、症状はないということです。

 感染者のうち7人は県外から岐阜県内に帰省するなどしていて、岐阜県は県をまたぐ移動は慎重に判断してほしいとしています。

 岐阜県の病床使用率は2日時点で13.7%、重症者は1人です。