トヨタ自動車は第1四半期の連結決算を発表しました。

 トヨタ自動車の今年4月から6月までの連結決算は、売上高が前の年の同じ時期に比べ72.5%増えて7兆9355億円、純利益は5.6倍の8978億円と、いずれも第1四半期として過去最高を更新しました。

 主力市場のアメリカを中心に、新型コロナの影響を受けた落ち込みから販売が大幅に回復したほか、為替相場が円安傾向となったことも利益を押し上げました。

 一方、世界的な半導体不足や、新型コロナの影響で稼働を停止している東南アジアの工場の再開時期が見通せないことから、通期での業績予想は売上高30兆円、純利益2兆3000億円の見通しを据え置きました。