岐阜県では4日、新たに43人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。

 新たに感染がわかったのは、岐阜市や美濃加茂市などに住む10歳未満から60代までの43人です。

 このうち50代と60代の男性は恵那市の同じ職場に勤めていて、これまでに同僚の40代男性とこの同居家族4人の感染が確認されていたことから、関連する感染者が7人となり、県は新たなクラスターとして発表しました。

 若者の感染拡大を受け、県は、4日から羽島市の宿泊療養施設で感染者の受け入れを再開したほか、飛騨圏域など2カ所の施設についても受け入れを再開する方向で準備を進めるということです。

 岐阜県は「自宅療養ゼロ」の方針を継続していますが、今後感染者が増加すると維持できなくなる可能性もあるとして、引き続き感染拡大地域との往来自粛や基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

 岐阜県の病床使用率は3日時点で14.9%、重症者数は1人となっています。