名古屋市では6日、新たに165人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染がわかったのは10歳未満から90代までの165人です。年齢別では20代が60人、30代が32人、40代が26人となっていて、20代から40代でおよそ7割を占めています。

 感染経路がわかっているのは72人で、家庭が29人、職場が17人、知人が18人、施設が8人となっています。

 市は5月から7月までの感染経路の統計を発表し、最も多かったのは家庭内での感染でいずれの月もおよそ2割、感染経路が不明の感染者は7月に半数を超えています。

 感染の再拡大を受け6日、市は緊急の会見を開き、デルタ株への感染がおよそ8割を占めていることなど強い危機感を示しました。

 お盆期間中は帰省や旅行をオンラインにしたり、家族以外の人との食事を避けたりするなど、市民に改めて行動の自粛を呼びかけました。

 6日は、高齢者1人の死亡も発表され、名古屋市の死者は419人となりました。