名古屋市では13日、新たに220人に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染が分かったのは、10歳未満から80代までの220人です。このうち10代が29人、20代が58人、30代が52人と若い世代に感染者が多い傾向はあるものの、40代27人、50代28人と広い世代での感染が確認されています。

 感染経路が分かっているのは118人で、内訳は家庭が57人、職場が23人、知人が24人、施設が14人です。

 60代の女性はこれまでにクラスターに認定されている市内の高齢者施設の職員で、この施設での感染者は12人となりました。

 1日あたりの新規感染者数を金曜日で比較すると、2週間前の7月30日は96人、1週間前の8月6日は165人でした。

 市によりますと、現在確認される感染者は、8月の夏休みに入ってから感染した人が発症しているとみられ、お盆明けにはさらに増える可能性もあるため、改めて帰省や旅行の自粛などを呼びかけています。