14日、東海3県は各地で雨が降り続いていて、愛知県と岐阜県の一部に「土砂災害警戒情報」が出され、気象台が警戒を呼び掛けています。

 降り始めからの雨量は、14日午前11時半現在で、岐阜県本巣市樽見で343.0ミリ、関市板取で323.5ミリで、すでに8月の平年の降水量に匹敵する記録的な大雨になっています。

「土砂災害警戒情報」が愛知県と岐阜県の以下の地域に発表されています。

【愛知県】名古屋市・尾張旭市・犬山市・瀬戸市・豊田市西部
【岐阜県】多治見市・中津川市・瑞浪市・恵那市・土岐市・高山市・下呂市・大垣市

 15日午前6時までに予想される24時間の雨量は、以下の通りです。

【岐阜】300ミリ
【愛知】250ミリ
【三重】200ミリ

 以下の地域に警戒レベル4の「避難指示」が出ています。

【愛知県】瀬戸市・豊田市の一部
【岐阜県】大垣市・高山市・中津川市・恵那市・土岐市・郡上市・下呂市・七宗町の一部

 気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに警戒を呼び掛けています。