三重県では14日、東京パラリンピックの事前合宿で鈴鹿市へ来ていたイギリス・水泳チームのスタッフ1人に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染がわかったのは、東京パラリンピックの事前キャンプで、「県営鈴鹿スポーツガーデン」に来ていたイギリスの水泳チームの40代男性スタッフです。

 男性は入国した12日、羽田空港での検疫では陰性でしたが、13日のPCR検査で陽性の疑いとなり、14日に再検査を受け、陽性が確定しました。

 男性は無症状ということです。

 県によりますと、チームの選手やスタッフ合わせて45人は来日前にワクチン接種を2回終えているということです。

 チームは14日から練習を中止して宿泊施設の個室で待機するとともに、県は男性と飛行機の機内で前後2列に座っていた選手など、11人を濃厚接触者として検査しています。