三重県では14日、新たに148人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。4日続けて過去最多の人数です。

 感染がわかったのは、四日市市や津市などに住む10歳未満から80代までの148人です。

 内訳は、四日市市28人、津市24人、鈴鹿市22人、桑名市16人などとなっています。

 鈴鹿市の20代男性は県内の製造業の工場に勤務していて、同僚の従業員の感染がわかり、検査を受けて陽性が判明しました。この工場ではこれまでに従業員5人の感染がわかっていて、県は工場内で感染が広がった98例目のクラスターとして残りの従業員19人の検査を進めています。

 津市の保育園に通う男の子は同居する家族の感染がわかり、検査で陽性になり、県は保育園の園児など合わせて24人の検査をしています。

 津市の高校に通う男子生徒も同居家族の感染で検査をして陽性がわかり、県が高校の生徒19人を検査対象としています。

 また、入院していた70代の男性と50代の男性が13日に亡くなったと発表されました。この男性はデルタ株を含む変異株検査で陽性になっていました。県内の死者は116人になります。

 三重県の14日時点の病床使用率は55.5%で、入院調整中の患者は13日から100人ほど増え、670人になっています。累計の感染者は6924人です。