名古屋市で16日、新たに261人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの261人です。このうち20代が最も多く、85人と3割以上を占め、30代が44人、40代が41人と、20代から40代の働く世代の感染が目立っています。

 感染経路がわかっているのは142人で、内訳は家庭が68人と最も多く、職場は28人、知人は32人、施設は14人となっています。

 市によりますと、外で活動する20代から40代から同居する家族に感染するケースが多く見られるということです。

 1日当たりの感染者数を月曜日で比較すると、1週間前の8月9日の140人から倍近く増えています。

 名古屋市の入院患者は週末の14日と15日でおよそ30人増えていることなどから、市の担当者は「より一層不要不急の外出の自粛をお願いしたい」と呼びかけています。