東海3県は大気の不安定な状態が続いていて、岐阜県八百津町では17日午後、竜巻とみられる突風が発生しました。

 17日午後3時半ごろ、八百津町の野上地区と伊岐津志地区の住民から「突風が吹いて家の瓦が飛んだ」などの通報が相次ぎました。

 八百津町によりますと、これまでに住宅などが壊れる被害が少なくとも32件確認されていますが、ケガ人はいないということです。

 このほか、東海3県では各地で激しい雨が降っています。

 飛騨川沿いの道路が崩落した岐阜県下呂市の国道41号線の現場では、浸水被害を防ぐために土のうを置くなどの作業が行われていました。

 東海3県では18日にかけても大気が不安定な状態が続く見通しで、17日の午後6時からの24時間の予報降水量は、岐阜県で200ミリなどとなっています。

 また、これまでの雨で地盤が緩んでいるところもあり、気象台では土砂災害に厳重な警戒するように呼びかけています。

※動画の一部は視聴者撮影