愛知県では17日、新たに967人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が判明したのは10歳未満から90代までの967人で、1日の感染者数は8月12日の703人を大幅に上回って過去最多となりました。

 967人の内訳は名古屋市が213人、岡崎市が77人、豊田市が75人、豊橋市が63人、一宮市が39人、春日井市が52人、瀬戸市が28人、東海市と半田市がそれぞれ27人、小牧市が22人、稲沢市と豊川市が20人、大府市と東浦町がそれぞれ16人などとなっています。

 一宮市で入院していた患者が亡くなったことも発表され、愛知県の死者は1019人となりました。

 大村知事は会見で、8月8日から適用しているまん延防止措置の対象区域について、尾張地方を中心とした12の市町村から、三河地方も含む39の市と町に拡大すると発表しました。

 対象区域は8月21日から拡大され、措置の期間は9月12日までです。

 その上で大村知事は、緊急事態宣言に愛知県を追加するよう、近く国に対し要請することになるとの認識を示しました。

 8月16日までの7日間の平均で入院者数はステージ3で、大村知事は「入院者数が『ステージ4』に近づいた段階で(緊急事態宣言の要請を)判断する」としています。