新型コロナの「第5波」は、子供の感染割合が増えているというのが特徴です。愛知県の年代別のグラフでも、10歳未満や10代の割合がこれまでより高くなっています。まもなく夏休みも終わりますが、名古屋の街では新学期に向け、保護者や子供たちから不安の声が聞かれました。

小学生の子を持つ母親:
「怖いです。(子供は)ワクチンも打てないですし」

子供:
「怖い」

小学生の孫がいる人:
「今、部活に行って毎日やっているので、そんな中で大丈夫かなと。私たち大人はワクチンが終わっているんですけど、子供たちのほうが症状がどんな風に出るか」

小学生の子を持つ父親:
「子供がもらってくる可能性のほうが高いので。小学校で感染した子がいるとか聞くと、近づいてきたなと思います」

 まだワクチン接種ができない12歳未満の子供を持つ保護者からは、不安の声が多く聞かれました。

 対面授業や部活動が中止となる可能性については…。

小学生の子を持つ母親:
「そういう対応は必要だと思うんですけど、普段働いているので。仕事のときは学校で名古屋は見てもらえるので。結局、集団で生活しないといけないのは変わらないので不安です」

小学生の孫がいる人:
「この子たちや中学生の子がいるので、やむを得ないですね、これだけは。収まるまでは誰かが我慢しないといけないので」

小学生の子を持つ父親:
「しょうがないですかね。勉強よりも命のほうが大切なので。家にこもろうかなと思います」

 一方、子供たちは…。

高校生:
「感染によってトラブルが起こったりするのはすごく心配」

別の高校生:
「行事があるので、つぶれたりするのは嫌かなと思います」

また別の高校生:
「行事がやっぱりつぶれるのは、去年も(規模が)小さくなったりしていたので嫌だなと思います」

Q.どれくらい休校期間はありましたか?

高校生ら:
「3、4カ月くらい」
「ゴロゴロしてました。嫌だなーと思います」
「さすがにもう嫌だなと思います」