岐阜県では20日、新たに310人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。4日続けて300人を上回りました。

 感染が判明したのは、0歳児から80代までの310人です。

 岐阜市では、親族関係の2つの家族と友人の合わせて7人が感染するクラスターが確認されました。

 県内ではほかにも複数のクラスターがあるとみられています。

 20日は入院していた各務原市の80代女性が亡くなったことも発表されました。女性はワクチンを接種していなかったということです。県内の死者は192人となりました。

 県はこれまで「自宅療養者ゼロ」を掲げて、対応を進めていましたが、早ければ21日にも、無症状の人などの宿泊療養施設に収容できなくなり、自宅で療養せざるを得ない状況になるということです。

 この状況を受け、県はおよそ40人体制で自宅療養者の支援チームを設置し、定期的な体調確認や生活必需品の支援を行うとしています。

 病床使用率は19日時点で56.3%、重症者は3人となっています。