名古屋市では21日、新たに425人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。1日当たりの感染者数は2日続けて400人を上回りました。

 感染がわかったのは10歳未満から80歳代までの425人です。

 このうち20代が147人と最も多く、30代は78人、40代は67人などとなっています。感染経路が不明なのは220人で、半数を超えています。

 感染経路がわかっているのは205人で、内訳は家庭が111人と最も多く、知人が51人、職場が38人、施設が5人となっています。

 1日あたりの感染者数を同じ土曜日で比べると1週間前の8月14日は264人で、およそ1.5倍に増えています。

 20日時点の病床使用率はおよそ60%で、入院者数209人のうち重症者は16人です。

 市の担当者によりますと、8月14日から16日に発症した人が多く、お盆期間中の人出の影響が数字に現れたとみられていて、一層、帰省や会食などを控えるよう呼びかけています。