三重県では22日、新たに432人に新型コロナウイルスへの感染がわかりました。6日続けて過去最多です。

 感染がわかったのは、四日市市や鈴鹿市などに住む10歳未満から80代までの432人です。

 内訳は四日市94人、鈴鹿市71人、桑名市52人、津市40人、伊賀市33人などとなっています。

 432人のおよそ6割にあたる261人の感染経路が今のところ、特定できていません。

 21日までに感染が判明した伊勢市の高校に通う男子生徒13人は、夏休み中の運動部の活動で感染したとみられ、県は県内100例目のクラスターとして、残りの生徒1人の検査を予定しています。

 このクラスターは19日時点で、感染が確認されていた生徒は5人を超えていましたが、県は「調査を進めていたため、クラスターとして3日後の公表になった」と説明しています。

 一方、入院していた50代男性と70代女性の2人が21日に亡くなったと発表されました。

 三重県の22日時点の病床使用率は56.0%で1.4ポイント上昇し、自宅療養を含む入院調整中の患者は、前日21日から402人増え、2379人になりました。

 累計の感染者は9225人になりました。