岐阜県では23日、新たに179人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。月曜日としては過去最多の感染者数です。

 感染が判明したのは、岐阜市や関市などに住む0歳児から90代までの179人です。

 新たなクラスターは4件確認されていて、このうち2件が高校と大学の運動部です。この運動部では部室でマスクをしないで会話をしたり、部活動の後に大人数で食事に行くなどして感染が広がったとみられています。

 これまでにクラスターとなっている大垣市の大学の運動部関連では、8月10日に練習試合をした対戦チームの選手8人に感染がわかっています。この対戦相手のチームは他のチームとも練習試合をしていて、保健所が調査を続けています。

 23日は、岐阜市の50代女性が21日に亡くなったことも発表されました。この女性は、17日から発熱などの症状があり、21日に連絡がとれなかったことから家族が119番通報し、女性は心肺停止の状態で搬送され、死亡が確認されました。

 死亡後の検査で、新型コロナウイルスへの感染がわかりましたが、市によりますと女性には基礎疾患があり、ワクチンは接種していなかったということです。

 病床使用率は22日時点で59.5%、重症者数は4人となっています。