
名古屋中央卸売市場での野菜の卸売価格の推移を調べました。キュウリ・ナス・ほうれん草・トマトの1キロ当たりの価格です。
キュウリを見ると、8月初めは194円でしたが、21日にはおよそ2.5倍の488円に。ナスは290円から400円。ほうれん草もトマトも、8月2日と比べるとかなり卸売値が上がっています。
今年の夏の野菜は豊作で、8月の最初の頃は安値となっていましたが、記録的な大雨が各地に降り続いた8月11日ごろから価格が高騰し始めています。
長雨による低温と、九州などでの長雨の影響により、西日本産の野菜の出荷が激減したことで一気に高騰しました。
この高騰はいつまで続くのか。名古屋中央卸売市場の担当者は「1カ月後くらいには落ち着くのではないか」としています。理由としては、「季節が秋になると野菜の産地が変わるので、落ち着くとしたらそのタイミング」と話しています。