BBQ参加者感染 家族へ広がりクラスターに…新型コロナ 岐阜で新規感染者382人 前日と同じ最多人数
岐阜県では25日、新たに382人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。
感染が確認されたのは、岐阜市や大垣市などに住む0歳から100歳以上までの382人で、過去最多だった24日と同じ人数でした。
新たなクラスターが7つ発表されていて、大垣市と各務原市ではそれぞれ高齢者福祉施設で職員と利用者の感染が分かり、クラスターとなっています。
また職場関係では、中津川市で7人、輪之内町で8人が感染したクラスターが確認されています。
このクラスターは、それぞれ共同生活している会社の寮で拡大したとみられています。
また、11日にバーベキューをした5人のうち4人が感染し、その家族にも広がった5人のクラスターも確認されました。
病床使用率は24日時点で60.9%、重症者数は6人となっています。
25日の会見で古田知事は、10月から開催予定だった60歳以上のスポーツや福祉などの交流イベント「ねんりんピック」について、中止の方向で調整を始めたことを明らかにしました。
ねんりんピックは去年開催が予定されていましたが、今年に延期となっていて、古田知事は「十分に準備してきたので体制は整っている。非常に残念」と話し、近い将来に開催できるよう調整する考えです。