名古屋市では25日、新たに654人に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。前日24日の555人を上回り、2日続けて過去最多の人数です。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの654人です。

 このうち20代が213人、30代は95人、40代は97人と働く世代の感染が多い中、10代以下も140人と子どもへの感染が広がっています。

 654人のうち、感染経路がわかっているのは373人で、内訳は家庭が220人、職場が50人、知人が91人、施設が12人となっています。

 市によりますと多くの感染者が8月17日から19日に発症していて、お盆期間中に感染した可能性が高いということです。

 また25日には、園児の感染が判明した4カ所の保育施設が臨時休園となり、市内では、合わせて36カ所の保育施設が休園しています。

 市の担当者は引き続き自粛を求めるほか、「少しでも体調に異変がある場合は、なるべく早く医療機関を受診してほしい」と話しています。

 24日時点の入院者数は247人で、このうち17人が重症で、病床使用率は70%を上回りました。

 自宅療養者は約400人増えて、3407人となっています。