愛知県では25日、新たに1815人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。1日あたりの感染者は24日の1617人を超え、2日続けて過去最多の人数です。

 感染が判明したのは1815人で、内訳は名古屋市が654人、岡崎市が106人でそれぞれ過去最多となったほか、豊橋市が88人、豊田市が79人、春日井市が68人、豊川市が54人、小牧市が45人、瀬戸市が44人などです。

 入院中の一宮市の高齢者が亡くなったことも発表され、県内の死者は1032人となりました。

 大村知事は25日の会見で、感染者数について「想定を超えた衝撃的な数値」と述べたうえで、今後の医療体制のひっ迫に備え、医療機関にコロナ患者の受け入れと、その他の入院・手術の延期を要請すると発表しました。

 また、新たに軽症や無症状の患者の宿泊施設として安城市のビジネスホテル「東横INN三河安城駅新幹線南口I」を8月31日から開設することを発表しました。

 このホテルでは143室が確保され、軽症や無症状の患者の宿泊施設は、県内で合わせて5カ所、最大1514室となりました。24日時点では、4施設に380人が入所しています。