岐阜県では26日、新たに384人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。1日の感染者は24日と25日の382人を上回り、過去最多の人数です。

 感染が確認されたのは、岐阜市や大垣市などに住む0歳児から100歳以上の384人です。

 新たなクラスターは10件確認されていて、中津川市の接待を伴う飲食店では、外国人を含む従業員の男女8人と、客の男性4人や家族など合わせて16人に感染が広がりました。

 この飲食店ではマスクをつけていない人がいたり、客や従業員は大声で会話をしたりしていたということです。

 職場でのクラスターは5件あり、中津川市の職場では、5人の感染が判明し、休憩時間にマスクを外して会話をしていたということです。

 美濃市の職場のクラスターでは、5人の感染が確認され、このうち4人が喫煙所を利用していたということです。

 大垣市の高齢者福祉施設のクラスターでは、新たに同じフロアの職員6人と利用者24人の感染がわかり、感染者は37人に広がっています。

 また、入院していた岐阜市の90代男性の死亡が発表されました。県内の死者は累計で196人です。

 病床使用率は25日の時点で63.6%、重症者は7人となっています。