三重県では28日、新たに415人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。自宅療養を含む入院調整中の患者は、4000人を超えました。

 感染がわかったのは、四日市市や津市などに住む10歳未満から90代までの415人です。

 内訳は四日市160人、津市59人、鈴鹿市58人、桑名市26人、伊賀市24人などとなっています。

 感染者415人のうち5割を超える235人の感染経路が、今のところ特定できていません。

 27日までに感染が公表されていた亀山市に住む小学生の男女8人は、8月20日と23日に同じ県内の放課後児童クラブを利用していました。

 県によりますと、調査をした結果、施設ではマスクや換気などの感染対策がされていたものの、子どもたちが遊んでいる中での接触で感染が広がったとみて、105例目のクラスターとしました。

 紀北町の90代男性と80代女性は、これまでにクラスターの発生が発表された県内のグループホームの入所者で、このクラスターは合わせて24人になりました。

 28日時点での病床使用率は前日よりも0.7ポイント高い64.5%で、自宅療養を含む入院調整中の患者は163人増え、4002人になっています。