岐阜県では30日、新たに200人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。

 感染が分かったのは、岐阜市や大垣市などに住む10歳未満から90代までの200人です。月曜日としては過去最多で、初めて200人台となっています。

 新たなクラスターは9つ確認されていて、このうち5つは岐阜市や大垣市、関ケ原町などの職場で発生したクラスターですが、いずれも感染が広がった原因は分かっていないということです。

 北方町の障害者施設では職員3人と利用者2人、職員の同居家族などに感染が広がり合わせて8人のクラスターとなっています。

 また、関市の2つの家族のクラスターでは保育園児を含むあわせて7人に感染が分かっています。感染が確認された園児が通っている美濃市の保育園では、同じクラスの園児1人にも感染が確認されていて、保健所が検査を進めています。

 県内の病床使用率は29日の時点で69.0%、重症者数は9人です。

 また、岐阜県は9月1日から軽症者などを対象とした新たな宿泊療養施設の運用を開始すると発表しました。運用が始まるのは、岐阜市の「ホテルルートイン岐阜県庁前」で、県の宿泊療養施設の最大受け入れ人数は1271人にまで拡大されます。