愛知県は31日、高校生に対してワクチン接種の希望の有無を調査すると発表しました。

 31日夕方の会見で大村知事は、県立高校や特別支援学校で、2学期が始まる9月1日以降、生徒に対して新型コロナのワクチン接種を希望するかどうか調査を始めると発表しました。

 調査はそれぞれの学校が行い、生徒に対してワクチンの効果と副反応のリスクなどを説明したうえで、接種の希望を集約するということです。

 また接種をしない生徒への差別などを防ぐため、「接種はあくまで本人の意思で、強制や差別をしてはいけない」といった説明もするということです。

 接種は、受験や就職を控える3年生から順に、地域の病院や県の大規模接種会場で行われる予定で、県は9月の早い段階に接種を始めたいとしています。