福祉施設の20代利用者感染で42人検査へ…新型コロナ 三重で新規感染者236人 半数以上が経路不明
三重県では31日、新たに236人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
感染がわかったのは、四日市市や鈴鹿市などに住む10歳未満から80代までの236人です。
内訳は四日市市67人、津市と鈴鹿市が30人ずつ、桑名市が27人などとなっています。236人の半数以上にあたる125人の感染経路が、今のところ特定できていません。
伊勢市の50代男性と鈴鹿市の70代女性は、いずれも呼吸困難などの症状が出たため、検査を受けて陽性が判明し、その後重症と診断されて入院しています。
四日市市の20代男性は8月29日に家族の感染がわかり、同じ日に検査を受けて陽性が判明しました。男性は27日まで市内の福祉施設を利用していたため、市は施設の利用者と職員合わせて42人を検査することにしています。
31日時点の病床使用率は58.9%で、自宅療養を含む入院調整中の患者は前日から85人増え、4316人になりました。
累計の感染者は1万2379人です。