「防災の日」の9月1日、愛知県では南海トラフ地震の発生を想定して、自衛隊などと災害時の対応を確認する訓練が行われました。

 今年は新型コロナの感染防止のため例年より規模が縮小され、愛知県や消防、自衛隊の関係者らおよそ70人が参加しました。

 訓練は南海トラフ巨大地震が発生した24時間後の想定で始まり、集約した被害の情報を地図に反映させる作業を行ったほか、救助した人の搬送先を調整する一連の手順などを確認しました。

 県の担当者は「コロナ禍で人を集めにくい中だが、こうした訓練を続け関係機関の連携を密にしていきたい」話していました。