岐阜県では2日、新たに229人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。

 感染が判明したのは岐阜市や可児市などに住む0歳児から90代までの229人です。

 新たなクラスターは6件確認されていて、各務原市の有料老人ホームでは職員2人と利用者2人、職員の家族など合わせて6人に感染が広がりました。

 大垣市の特別養護老人ホームでは、職員1人と利用者3人など合わせて5人の感染がわかり、県は新たにクラスターに認定しました。

 また中津川市の託児所では、職員3人と利用していた10歳未満の子ども2人の感染もわかり、保健所は職員など7人を検査するとしています。

 病床使用率は1日時点で64.1%、重症者数は19人です。

 岐阜県の古田知事は2日、会見を開き「野戦病院」などと言われる臨時の医療施設について設置に向けて検討すると明らかにしました。

 候補となる会場についてはすでに専門家らが検討を進めているということで、9月4日の感染症対策専門家会議で詳細を詰めていきたいとしています。