3日朝、名古屋市港区の火力発電所で塩酸が流出する事故がありました。施設の外への流出はなく、ケガ人もいませんでした。

 消防によりますと、3日午前7時前、港区潮見町のJERA新名古屋火力発電所で、職員から「塩酸が漏れ出た」などと通報がありました。

 塩酸は敷地内の屋外にあるタンクに貯蔵されていたもので、およそ2000リットルが流出したということです。

 塩酸は敷地の外へは流出しておらず、水で薄めるなどして処理をしたということです。ケガ人はいませんでした。

 警察と消防は、管理体制に問題が無かったかなど詳しく調べています。