愛知県の大村知事は、自宅での療養中に症状が悪化したコロナ患者を一時的に受け入れ、酸素の投与などを行う「入院待機ステーション」を開設すると発表しました。

大村愛知県知事:
「愛知県では、新型コロナウイルス患者の受け入れ病床がひっ迫した際に、一時的に受け入れて酸素投与等の必要な措置を行い、入院につなげることを目的として『愛知入院待機ステーション』を設置することといたしました」

 愛知入院待機ステーションは、自宅療養中などに容体が悪化したコロナ患者を入院前に一時的に受け入れるもので、9月6日に名古屋市港区の愛知県武道館に開設されます。

 施設では、医師や看護師などが24時間体制で患者を受け入れ、酸素投与などの処置を行うということで、搬送先が見つからずに重篤な症状になる事案などを防ぐ狙いです。