三重県では3日、新たに219人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、四日市市や鈴鹿市などに住む10歳未満から80代までの219人です。

 内訳は四日市市60人、津市38人、鈴鹿市36人、桑名市21人などとなっています。105人は感染経路がわかっていません。

 県内の福祉施設に勤務する伊賀市の30代男性は、8月30日に37度を超える熱があり、9月1日に検査して陽性が判明しました。この男性は28日まで出勤していて、県は、福祉施設の利用者114人と職員76人を接触者として検査を進めています。

 伊賀市の中学校に通う男子生徒は、9月1日に38度を超える熱があり、検査の結果、陽性が判明しました。この中学校は8月30日から2学期が始まっていて、県は生徒23人と職員5人を接触者として検査を進めています。

 3日は、50代の男性が2日に亡くなったことも発表されていて、県内の死者は136人となっています。

 3日時点の病床使用率は64.5%で、自宅療養も含む入院調整中の患者は55人増えて3920人になっています。累計の感染者は1万3116人になりました。