今年11月に愛知県と岐阜県で開かれる予定だった「世界ラリー選手権」が、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2年連続で中止となりました。

 世界ラリー選手権は、今年11月11日から14日にかけ、長久手市や豊田市、恵那市などで開かれる予定でしたが、7日、大会の実行委員会は開催を中止すると発表しました。

 実行委員会によりますと、無観客での開催などの案も検討されましたが、「日本国内における感染状況が予断を許さない」として、中止を決めたということです。

 世界ラリー選手権は去年、10年ぶりに愛知県と岐阜県で開催される予定でしたが、新型コロナの影響で開催を断念していました。

 実行委員会は、来年の開催に向け引き続き取り組んでいくとしています。