岐阜県では8日、新たに178人が新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。また80代の女性が亡くなったことも発表されています。

 新たに感染が分かったのは、岐阜市や各務原市に住む0歳から90代までの178人です。

 新たなクラスターも4つ確認されていて、各務原市のこども園では園児16人と職員2人など合わせて22人に感染が広がり、クラスターとなっています。この園では関係者全員117人の検査は終えているということです。

 岐阜市では1日に自宅に集まって食事をしていた5人のうち3人に感染が分かり、家族2人を含む5人のクラスターが確認されています。

 また8日は入院していた大垣市の80代女性が亡くなったことも発表されました。ワクチンは接種していなかったということです。県内の死者は206人となりました。

 病床使用率は7日時点で60.3%、重症者は20人です。

 古田知事は12日に期限を迎える緊急事態宣言について、現在の感染状況が「第4波の頂点よりもはるかに厳しい状況にある」などとして延長の意向を示しました。