政府は愛知・岐阜・三重などを含む19の都道府県で、「緊急事態宣言」を9月30日まで延長する方針で、9日午後の対策本部会議で正式に決定します。
政府は9月12日が期限の「緊急事態宣言」について、愛知・岐阜・三重を含む19の都道府県で9月30日まで延長する一方、宮城県と岡山県については「まん延防止等重点措置」に移行します。
政府は午後5時ごろから対策本部を開き、正式決定します。
宣言の延長で、飲食店には引き続き午後8時までの時短営業が要請され、酒類の提供も禁止となります。
「宣言」延長で、街の人は…。
女性：
「ご飯とか友達と行きたいと思うんですけど、（感染者が）増えているから延長は仕方ないかなと思います」
男性：
「あんまり前と変わっていないイメージはあるかな。効果というか、意味はないのかなと思うんですけど」
別の男性：
「延長されても、この時点だとあまり変わりがなさそう」
9日午後に開かれた会見で愛知県の大村知事は…。
大村愛知県知事：
「（感染者が）減少傾向と言いますか、頭打ちということになってきましたので、こういう状況の中で感染防止対策を引き続きしっかり徹底をして行っていただいて、あわせてワクチン接種を加速して何とか抑えていきたい」
また三重県の鈴木知事は、「全く警戒を緩める状況にない」と話しました。
鈴木三重県知事：
「入院調整中や自宅療養中の方も減少傾向にあるけれども、まだ多くの方がおられて、残念ながら自宅療養中にお亡くなりになるケースもありました。現状は全く警戒を緩める状況にはないということであります」