岐阜県では9日、新たに129人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染が判明したのは、岐阜市や土岐市などに住む0歳児から90代までの129人です。新たなクラスターは5件確認されていて、このうち4件が岐阜市や大垣市などの職場で発生しています。

 大垣市の職場では同僚7人と家族4人の感染がわかり、あわせて11人のクラスターとなり、保健所は職場の220人を対象に検査を行うとしています。

 本巣市の職場のクラスターでは、同僚5人と同居家族2人の合わせて7人の感染がわかり、一緒に食事をしたり、マスクをしないで車に乗って移動するなどして感染が広がったということです。

 また、県によりますとこれまでの感染者に、愛知県常滑市で開かれた大規模な音楽イベント「NAMIMONOGATARI」の参加者2人が確認されていることがわかりました。感染との因果関係はわかっていないということです。

 病床使用率は8日時点で57.8%、重症者数は18人です。