名古屋市では9日、新たに502人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。また高齢者など4人の死亡も発表されています。

 感染がわかったのは10歳未満から90代までの502人です。このうち10代以下が97人、20代が175人、30代が86人、40代が70人などとなっています。

 感染経路がわかっているのは324人で、内訳は家庭が156人、職場が84人、知人が68人、施設が16人となっています。

 市内に住む20代の男性は、愛知県常滑市で8月29日、感染対策がされずに開催された音楽イベント「NAMIMONOGATARI」の観客で、このクラスターの感染者は30人となりました。

 すでにクラスターに認定されている市内の医療機関では、新たに患者や職員4人の感染がわかり、感染者はあわせて16人となりました。

 8日時点の入院者数は339人で、このうち重篤の患者が4人、重症者は41人です。自宅療養者数は8083人となり、初めて8000人を超えました。

 また、入院していた患者4人の死亡も発表されました。4人のうち3人はワクチンを接種していなかったということで、亡くなった60代の男性に基礎疾患はありませんでした。名古屋市の死者はあわせて432人となりました。